帰国子女募集について
受験資格
海外の教育機関で1年以上の教育を受け、かつ帰国後3年以内の者。
募集要項
帰国生への応援メッセージ
本校では、国際関係を知り、自国と他国の民族・歴史文化の違いなどへの幅広い教養や問題解決力を身に付けた生徒、そしてその基盤となる、相手の立場を思いやる優しさや助け合いの精神を持った「真の国際人」を求めています。
入学試験で評価するポイント
前期試験(中学)・1次試験(高校)で所定の受験資格を満たし、事前に申告のあった方に「帰国子女入試」を行います。試験問題は一般生と同じで学科試験の点数と面接試験(集団)のみで判定しますが、学科試験は理Ⅰコース(中学)および文理コース(高校)合格基準の9割を合格基準点とします。
帰国生の入学後のクラス、授業体制
特に他の生徒と区別することはせず、一般の生徒と同じクラス・授業でともに学ぶことで、それぞれの個性を認めながら互いに助け合い成長していくよう指導しています。
帰国生に対する補習授業
帰国生向け、という特別な補習ではありませんが、各教科の学習到達度に応じて、平日の放課後や土曜の午後に補習を行っています。また「読書・論文指導部」では、年間を通して日本語の理解・運用能力強化を意識したプロジェクトを各学年で行っており、さらに高2以上では必要に応じて希望者に選任教員による個別指導も行いながら、日本語の読解や表現の能力の向上に努めています。
帰国生に対する学習以外の面で支援
特に決まった支援制度はありませんが、本校では例えば中学生では毎日担任教員との「チェックカード」(交換日記)のやり取りをしています。ひとりひとりの状況をきめ細かく把握しながら、保護者とも密に連絡を取り、生活指導・学習指導を丁寧に行っています。何か困ったことがあれば、その都度担任を中心に支援の方法を考え、出来うる限りのサポートを行えるかと思います。また、年間行事も多く、その中では仲間とともに助け合いながら一つの目標を達成するといった機会も何度もありますので、生徒同士でも「仲間意識」「助け合い」の精神を持ち、困った時には互いに手を差し伸べる関係が築けると考えています。さらに、「文楽鑑賞」(中学)・「狂言鑑賞」(高校)・四天王寺「どやどや行事」(高校希望者)など、日本古来の文化に触れる機会も多数あります。
06-6771-5757