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私たち生物部は、絶滅危惧種IA類のニッポンバラタナゴの保護活動と、その地域の生態に関する研究を行っています。ニッポンバラタナゴは、ドブガイという二枚貝の中に卵を産むという、珍しい繁殖方法をもつ淡水魚です。
地域の協力で整備された「保護池」で、毎月一回の定期調査を行い、学校ではそのデータを整理・分析しています。これまでには、人工の貝を使った産卵実験や、生態系調査、繁殖行動の観察など、さまざまな研究に取り組んできました。
最近は、ヨシ抽出液を使っての貝の育成に関する研究や、ザリガニを使ったグリーンウォータの研究も進めています。
研究成果は文化祭で発表するほか、外部の研究発表会やコンクールにも積極的に応募し、毎年多くの実績をあげています。自然や生き物が好きな人、大歓迎です!
目標
「ニッポンバラタナゴの保護活動を継続し、地域の自然環境を守る研究を通じて、生物多様性の大切さを伝える」
主な実績
受賞歴・その他(受賞歴がある場合は、賞の概要及び受賞内容)
・2015年8月 第5回高校生バイオサミットin鶴岡 優秀賞・審査員特別賞
・2015年8月 第10期 若武者育成塾(株)アサヒビール サスティナビリティ賞
・2015年10月 第12回 化学グランドコンテスト 大阪府知事賞
・2016年1月 8th International Science Youth Forum @ Singaporeに日本代表として参加
・2016年12月 第1回全国ユース環境活動発表大会 優秀賞
・2017年8月 第7回バイオサミットin鶴岡 優秀賞
・2017年12月 第6回eco-1(エコワン)グランプリ 環境大臣賞・ベストプレゼンテーション賞
・2018年8月 第8回バイオサミットin鶴岡 優秀賞
・2018年12月 第62回学生科学賞 旭化成賞
・2020年8月 第10回バイオサミットin鶴岡 山形県知事賞・審査員特別賞
・2020年12月 第22回日本水大賞 未来開拓賞
・2021年8月 第11回バイオサミットin鶴岡 優秀賞
・2021年12月 第64回学生科学賞 入選1等
・2021年12月 第62回自然科学観察コンクール 健闘賞
・2021年12月 第9回eco-1(エコワン)グランプリ 審査員特別賞
・2021年12月 サイエンスキャッスル2021関西大会 追手門学院大学賞
・2022年3月 第21回神奈川大学全国高校生理科・科学論文大賞 優秀賞
・2023年8月 第13回バイオサミットin鶴岡 経済産業大臣賞
・2024年8月 第14回バイオサミットin鶴岡 優秀賞
・2024年11月 第30回コカ・コーラ環境教育賞 最優秀賞
・2025年2月 第10回高校生国際シンポジウム ポスター部門 優良賞
活動状況
週3日(月・水・土)・第2日曜日定期調査(野外調査)
メンバー
部長 高村
私たち生物部は、「ニッポンバラタナゴの保護活動を継続し、地域の自然環境を守る研究を通じて、生物多様性の大切さを伝える」という目標を掲げて活動しています。
絶滅の危機にあるニッポンバラタナゴを守るため、地域の人たちと協力しながら調査や研究を重ねています。私たちの活動が少しでも自然や命の大切さに気づくきっかけになればうれしいです。
これからも地域とつながりながら、自然に優しい社会づくりに貢献できるように取り組んでいきます。
顧問
池永・水谷・北嶋
部員の主な進路
京都大学・大阪大学・北海道大学・大阪公立大学・慶應大学
SNS
最新の活動報告
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