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生物部

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生物部 活動報告を更新しました。

◇◆マリンチャレンジプログラム2020◇◆

2020年8月30日(日)に「マリンチャレンジプログラム2020 関西大会〜海と日本プロジェクト〜」を開催しました。(主催:日本財団、一般社団法人日本先端科学技術教育人材研究開発機構、株式会社リバネス)関西地区の5府県から9チームが参加し、海洋や水環境に関する研究発表を行いました。生物部の生徒の研究が「優秀賞」を受賞しました。
今回得たことを糧に、さらに研究を行い、翌年3月の全国大会にて研究結果を発表します。
詳しいサイトは、マリンチャレンジプログラムです。



【マリンチャレンジ 優秀賞】

研究テーマは、「シロアリが日本を救う!?~シロアリが魚体に及ぼす影響~」
講評は、飼育実験において、高額な市販の飼育装置に代わり、自分たちで工夫して安価な装置を組み上げ、データを出した点がよかった。
今後は、ぜひ具体的に養殖用の魚種で試験して実用化に向けて取り組んでほしい。

研究内容は、日本が抱える二つの問題の解決を目指している。一つ目は間伐材問題だ。間伐材のほとんどは放置されており環境問題となっている。
二つ目は養殖魚の餌の主な原料である魚粉の価格の高騰だ。間伐材を用いてシロアリを養殖し、そこで繁殖したシロアリを魚粉の代替品として使用することで、養殖魚の安価な餌の作成が可能だと考えた。結果として、シロアリを魚の餌に10%配合した試験区は、配合しなかった試験区よりも体長が増加することが分かったが、配合率が20%になると、10%配合飼料より成長しにくかった。この原因としてシロアリの脂質が魚の餌より多く含まれていたため、シロアリに含まれている脂質の量と成分の分析を行った結果、シロアリの乾燥重量に含まれている脂質は約20%であった。また、その脂質の成分は落花生オイルに近いことから、バイオ燃料としても利用できる可能性があるということが分かった。

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