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清風学園 数学・物理研究会

大阪府学生科学賞 最優秀賞受賞

更新日:2007.11.13(火)
 大阪府教育委員会、読売新聞大阪本社等主催「第51回大阪府学生科学賞」高等学校の部において、数学・物理研究会が最優秀賞を受賞し、11月10日(土)に読売新聞大阪本社で表彰式が行われました。

「気柱共鳴装置の製作と定常波の可視化の試み」

数学・物理研究会

 3年六か年D組 豊田 俊  3年六か年D組 川辺 亮 
 2年六か年H組 光吉 祐馬  2年理数科A組 広橋 謙介 
 1年六か年F組 豊田 創  1年六か年I組 石倉 幹也 
 1年理数科A組 浦田 周兵  1年理数科A組 岸 勇佑 
 1年理数科A組 曽我部 悟  1年普通科B組 西 祐二 
 1年普通科B組 藤本 真弘 


 特定の条件下で,気柱に生じている音波の定常波の状態を可視化する試みは,クントの実験に代表されるように,古くから行われていた。最近では,共鳴管内に細かい発泡スチロール球を入れ,音波の定常波の様子を可視化する方法が,広く知られている。 しかし,発泡スチロール球を用いる方法には,変化が緩慢であることや,球が管の底部のみに分布するため,近くからでないと観察できないなど,幾つかの不都合な点がある。  上記の問題が生じないように,試行錯誤を繰り返しながら観測方法を模索したところ,フォグマシンで発生させた霧を共鳴管内に導入し,図1に示すように,霧の濃淡によって定常波の節や腹の位置を特定する方法を考えた。


図1 2倍振動時の共鳴管内の霧の様子

「霧で見る気柱の共鳴」動画はこちら
(音声が出ますのでご注意ください)

 実験では,全長が3760mmで一辺の長さが90mmの10角柱のアクリル製パイプに,直径300mmの平面スピーカーを取り付けた気柱共鳴装置と,全長が1890mmで一辺の長さが90mmの四角柱のアクリル製パイプに,60mmの平面スピーカーを取り付けた気柱共鳴装置を使用した。  このうち,全長3760mmの大きい方の共鳴装置では,スピーカー部が開口端として振る舞い,全長1890mmの共鳴装置では,スピーカー部が閉端として振る舞うという興味深い結果が得られた。  また,事前の理論的考察によって予測した通り,クントの実験と同様に「振幅が大きい定常波の腹の部分では霧の密度が低く」,「振幅が小さい定常波の節の部分では,霧の密度が高い」という実験結果が期待通りに得られた。